奈良女子大学附属幼稚園園庭のむしあそび図鑑

ショウジョウトンボ (猩々蜻蛉)

ショウジョウトンボ (猩々蜻蛉) どんなむし?

 秋になると、これぞトンボのなかのトンボ!というほど真っ赤に色づきます。脚(あし)まで真っ赤になるとは念(ねん)の入れようです。夏のはじめのころは透(す)きとおったうす茶色なので、同じトンボとは思えません。上の写真(しゃしん)の茶色のトンボは、幼稚園で夏前に撮影(さつえい)したショウジョウトンボです。
 秋になると、赤くなるのはショウジョウトンボのオスだけです。夏の頃は、オスもメスも茶色なので区別(くべつ)はむずかしいですね。ショウジョウトンボのオスが、赤くなるのはメスへのアピールだけでなく、紫外線対策(しがいせんたいさく)の意味もあるそうですよ。開けた場所で日光を浴びながらメスを待つオスは紫外線対策も必要なのですね。[Fujisaki.A][全長38~55mm]

みつけてみよう・あそんでみよう

「とんぼのめがね」という歌の三番(ばん)の歌詞(かし)に、「とんぼのめがねは あかいろめがね」というのありますが、ショウジョウトンボの目はまさに「あかいろめがね」ですね。ちなみに、ショウジョウトンボの猩々(しょうじょう)とは、ふるい言い伝えの中に登場(とうじょう)する架空(かくう)の赤いいきものです。もののけ姫(ひめ)にもでてきましたよ。幼稚園(ようちえん)のみんなも赤いトンボに会えるといいですね。[Fujisaki.A]